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2017年度(平成29年度) 事 業 報 告 書

            法人の名称 特定非営利活動法人WE21ジャパン藤沢

1 事業の成果

 2017年度は、市民とともに「チャリティショップ」の役割について考え、その役割を果たすために新たに様々なスタートを切った一年でした。近隣の大型リユース店の出現、寄付品の量等の変化により収益事業高は大きく減少する結果となりました。その中で、支援金の金額だけでは測れないチャリティショップの果たせる役割を考え、支援先の国や地域の情報をより詳しくタイムリーに市民に届ける努力をしました。又、環境保全の一環として、バイオ電力への切り替え、リサイクルしにくいプラスティック製品の扱いについての情報収集を始めました。取り巻く状況が厳しく変化する中で、今後の活動の方向を探る貴重な1年となりました。 

2 事業内容

 (1)特定非営利活動に係る事業

 ①資源のリユース・リサイクルを推進する事業

    ・内容 市民からの寄付件数は5,727件。物をもたない生活の広がりによって、寄付品数、購買点数も減少傾向にあります。その中で、市民がいま必要なものを探しやすい売り場作りを心掛け、各店ともレイアウト換えを試みました。また受け取れないものについて丁寧に説明し、ショップでの廃棄物を大幅に減らしました。服地や付属品、雑貨などを利用したリメイク講座も頻繁に開催することができました。廃食油52ℓ、携帯電話41個の回収も行いました。

    ・日時 延べ797(藤沢店:281日、湘南台店:240日、鵠沼海岸店:276)

    ・場所 藤沢、湘南台、鵠沼海岸にある3つのWEショップ 

    ・従事者人数  57(スタッフ7人、運営委員6人、ボランティア44)

    ・対象者 近隣市民(買い物をした人は23,207)

    ・収入額 16,038,245

    ・支出額 16,522,817

 ②アジアにおける市民、とりわけ女性の生活の向上と自立のための活動を支援する事業

    ・内容 今期の特色は、助成金額は小規模にとどまりましたが、これまでの民際協力のあり方を振り返る機会をもったことです。フィリピンへの助成支援を継続し、一方で新たに南スーダンの避難民キャンプへの助成支援を開始しました。

   貧困なくそうキャンペーンでは、SDG‘s(持続可能な開発目標)について市民とともに考えるワークショップを展開しました。またフェアトレードとしてフィリピンのジンジャーティ取り組みも継続し、186(仕入れ額:160,200)を扱いました。イラクの白血病の子どもや福島の子どもたちの放射能対策のための「愛のチョコ募金」も継続(100)しました。福島県楢葉町の子どもたちを神奈川に招くリフレッシュプログラムへの助成継続、「3.11を忘れない」の取り組みとしての復興支援バザールも3回目を実施しました。

    ・日時 通年

    ・場所 日本やアジア等

・従事者人数 13(スタッフ7人 運営委員6)+ボランティア若干名

・対象者 アジアや日本の市民など

・収入額 264,685

・支出額 414,153

 ③地域市民の国際的な意識の自覚を促進する事業

    ・内容 5月にはジンジャーティモニタリング報告会を開き、ジンジャーティを利用した人気レシピの紹介もしました。9月にはNGOより、南スーダンの避難民キャンプの現状について報告を聞き、女性や子供たちの置かれた状況を改善することが緊急性を帯びていることを知りました。

また1月にはWE2110地域が取組むBGA(ベンゲットグリーンアクション)メンバーによるモニタリング報告会を開催しました。フィリピン現地の州や郡など行政との連携拡大とともに日本では生態学の専門家の協力、森づくり団体との連携が進み、事業全体が大きく進捗していることを共有し、理解をさらに深めました。

    ・日時 通年

    ・場所 神奈川県内

    ・従事者人数 13(スタッフ7人 運営委員6)+ボランティア若干名

    ・対象者 市民

    ・/収入金額 0

    ・支出金額 0

④この法人の事業の広報普及を図る事業

    ・内容 ニュース発行、地域へのチラシ配布、ブログなどを活用し、活動情報の拡散に努めました。特にチラシ発行は地域のミニコミ誌の折り込みの活用や、マンパワーによる配布など、活動を知ってもらうために原点に戻った行動を起こしました。「藤沢ニュース」は2回(各回1000部、A4両面フルカラー)発行しました。又新しい試みとして、藤沢地域の3店舗のWEショップを知ってもらうためのスタンプラリーも開催し、多くの市民が各ショップを回ってくれました。

    ・日時 通年

    ・従事者人数 13人(スタッフ7人 運営委員6人)+ボランティア若干名

    ・収入金額 0
・支出金額 104,239

⑤この法人の事業目的達成に必要な事業

    ・内容 会員にはニュースの郵送やWEショップ企画の案内など、活動をタイムリーに報告する努力をしました。ただ会員数は伸びませんでした。

スタッフの交代が進み、新しいメンバーが多くなったのを機に、WEショップ3店では大幅なレイアウト換え、ワークの見直しを進めました。営業日、スタッフのシフトなど収益事業を支えていくシステムについて、社会通念に照らすとともに、一人一人がボランタリーな姿勢を発揮し、支え合っていくことが課題として見えてきました。

藤沢市市民活動推進センターとの連携で、NPO見本市や交流会への参加、地域の高校との交流など渉外活動も進めました。神奈川県指定NPOの更新が出来ました。

    ・日時 通年

    ・従事者人員 68(スタッフ7人 運営委員6人 ボランティア44)

    ・対象者 市民

    ・収入金額 137,626

    ・支出金額 678,383